事故事例
【レンジフード塗装のはく離】
■事例塗装のはく離
レンジフードの汚れの多くは油汚れで、しかも変質し、
樹脂化しているのが普通です。
手入れをする場合は、溶剤入りのアルカリ性洗剤を
使用するのが簡単かつ効率的な方法です。
一方、アクリル塗装は溶剤やアルカリ性に弱く、
レンジフードのカバーやファンなどの部分に
使用するのは好ましくありません。
今回の事例は、塗装面の油汚れに溶剤入りアルカリ性
洗剤を使用したため、塗膜がはがれました。
はく離のため、回復はできません。
そこで、レンジフードや換気扇の表面処理は
耐アルカリ性、耐溶剤性のものが望まれます。
また、付着した油汚れが分解してできた脂肪酸等が
塗膜を膨潤させ、洗浄のアルカリが樹脂に亀裂を
生じさせ、さらに溶剤で膨潤が進行し、塗膜が
はがれ易くなります。
軽い汚れのうちに台所洗剤でこまめに掃除したり、
家庭用簡易コーティング剤で防汚します。

